二枚落ち、上手対策その3(下手▲4八銀対策)

  • 2017.11.12 Sunday
  • 10:20

さて、二枚落ち講座(ただし上手)の第三回。

二枚落ち、上手対策その1(△6四金早繰り)

http://kusoeigo.sinzinrui.hippy.jp/?eid=269

二枚落ち、上手対策その2(裏定跡)

http://kusoeigo.sinzinrui.hippy.jp/?eid=271

 

JUGEMテーマ:将棋

 

 さて、世の中の定跡書には、下手が▲7六歩→▲4六歩▲4五歩の後に、▲3六歩▲3五歩ではなく、▲4八銀▲4七銀と上がり、位を確保する手を紹介している棋書がある。

 おそらく、この方が「位を取ったらその確保」の棋理にかなっているし、上手△6四金対策も考えなくて良い「事情」もあるのかもしれない。

 

 

 そこで、下手が▲4八銀と上がった場合の対策をご紹介しよう。

 ただし今回はお笑いモード

 下手が▲3六歩ではなく▲4八銀と指すことが事前に分かっているときのみ、絶大な威力を発揮する戦法をご紹介する。

 

 初手より、△6二金▲7六歩△6四歩▲4六歩△6三金▲4五歩。腰掛け金である。

 

 

以下、△3二金▲4八銀△5四金。

 

 

 早くも下手の命綱▲4五歩を捕獲し、完全に上手ペース。おそらく楽勝で終わるだろう。

 素晴らしいでしょ、これ。

 え、何ですか? その白い目は。

 

二枚落ち、上手対策その2(裏定跡)

  • 2017.11.11 Saturday
  • 12:40

この記事は、一週間前に書いた「二枚落ち、上手対策その1」の続きである。

 

JUGEMテーマ:将棋

 

 さて、△6四金に対して▲4八銀ならば△5五金で上手が誤魔化せる確率が高いことを前回説明した。

 

 

 ここで下手も反省して、▲4八銀ではなく△5五金を警戒して▲5六歩と突く。確か、故・花村元司九段も「口を酸っぱくして」▲5六歩を奨励してた記憶がある。もっとも、カニ囲いファンの人は3六飛を横に利かせたいから、突きにくいだろうが。

 

 

 しかし、である。

 上手は第二の矢を放つ。ただし△6五金なんかじゃない。

 

△5三銀▲4八銀△4四歩。

 

 

 上手が発狂したのではない実はこれ、知る人ぞ知る裏定跡なのだが、それはさておいて。

 まあ、取る一手だよね、普通は。

 

▲4四同歩△5五歩▲同歩△4四銀。

 

 

 まあ、大抵は上手が勝つ。どうでしょうか、なかなか応用が利く上手の差し回しでしょう。

 更に下手の構えによっては、△4二銀を入れてから△4四歩とかもできる。

 

 

 

将棋世界2017年12月号到着

  • 2017.11.05 Sunday
  • 13:21
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JUGEMテーマ:将棋

 

 Amazonがやっと送ってくれたのでパラパラとまくってみる。

 前号で爆死した詰将棋サロン<1>、今回の<1>も◯◯詰将棋だったが、何故か数秒で解けた。持ち駒が「あれ」なので、第一感が「それ」だった。

 

 今回は、イメージの読みと将棋艦兇茲蝓

 前にも同じことを思ったけど、若いプロ棋士って、昔のことを案外と知らないのだな。

 今回のこれ。私はすぐに「赤旗新人王戦の記念対局・石田和雄vs中原誠」って分かったけど。

 

 

 ただ、読まないで「記憶を辿った」だけなのので、▲1一玉△4三歩成▲8六香って答えてしまったが。

 しかし、まさか「突撃」するとは...

 

二枚落ち、上手対策その1(△6四金早繰り)

  • 2017.11.04 Saturday
  • 14:32

JUGEMテーマ:将棋

 

 以下の話は、将棋に興味があって、二枚落ち(飛車角抜き)という存在のみならず、飛車角落ちにすら定跡があって、それを無視したらプロ棋士どころか私にすら勝てない事を知っている人でないと、読んでも全く分かりません。

 

 今はどうなっているか分からないけど、昭和の時代、二枚落ちを勉強する際に、テキストには当然▲4六歩→▲4五歩と伸ばす例の手が書いてある。しかしその後、4筋の位を取った後に、3筋の位も取りに行く派(主流派)と▲4八銀と位を確保する派(反主流派)とに分かれていた。

 どちらも一長一短、おそらく、どっちでもいいのだろう。

 しかし、上手が本当に勝ちたい際に、下手がどっちを選択するかは重要なポイントだ。もっといえば、事前に下手の派閥を知っていると、上手にとってなかなか有利なのである。

 

 例えば、下手が主流派の「4筋の位を確保しないで3筋の位を取る」主流派であることが分っている場合、こういう手口が有効になる。ま、実は、知ってる人は知ってる「有名な裏定跡」なんですけど。

 

 初手は▲6二金、以下こんなふうに進むはずだ。

 上手の△6四金に対して、下手が▲4八銀と位を取った局面。

 

 あ、画像右上の「編集中」の下にある「上手番」の文字は嘘なので、相手にしないで下さい。

 

 

 ▲4八銀が「悪手」というわけではない。しかし、下手が確信犯で以下のことを知っていて指してない限り、上手がペースを確実につかむ。

 

 この局面下手の▲4八銀に対して上手は△5五金。

 下手の命綱である▲4五歩に対して歩取りがかかっている!

 

 

 下手は長考の末▲3七桂、と指すだろう。しかし上手は金を突撃させて△4六金。

 これは次に△3六金と寄って、▲3五歩と取るのが狙い。

 

 

 その狙いに気づこうとも気づくまいとも、実は上手は、下手が▲3四歩と突くことを期待している。

 以下、上手の理想的な展開を書いてみる。

 ▲3四歩△2二銀▲3三歩成△同銀▲3四歩△2二銀

 

 

 下手が親切にも▲3四歩と仕掛けたお陰で、何と上手には一撃必殺の△3六歩が生じている。

 まあ、これでも下手が十二分に優勢なのだが、何せ下手という生き物はこういう愚かな生命体。この局面は上手が勝つことになっている。

 

 

 

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