日本共産党の正体by福富健一@新潮社

  • 2019.03.21 Thursday
  • 08:15

 民社研。

 

JUGEMテーマ:最近読んだ本

 

 いわゆる「入門書」的内容なので、反共初学者は読んでみてはいかがだろうか。

 共産主義思想を知らないで批判するのと、知っていて批判するのでは、思想の厚みが変わってくる。もっとも、共産党にマインドコンチョロールされて一生が台無しになっても私は責任を取れないが。

 

 筆者の略歴を読んでみると、1954円生まれで民社研の出身とのこと。

 確かに、共産主義を理論レベルで批判するところとか、過去の共産党の動向を追っていくところとか、民社研の匂いがする。

 民社党が地味な政党で終わったように、民社研のメンバーだった中村勝範や武藤光朗のような論客は、綺羅びやかなメディアの中枢で活躍することは一度もなかった。もっとも、論理的支柱として、それなりに意味と力をを持っていたと思う。

 少なくとも自分は「お世話」になった。

 

 

 こういう本、自分は若い頃に散々読んだので「今更」というのが正直な意見。しかし、若い皆さんは、あんまり赤色思想に触れる機会もないと思うので、批判も一緒についているこの本を読んでみてはいかがだろうか。共産主義の入門書としても楽しめる。

 

 

 進歩的文化人という言葉の元祖の話が笑えた(P.20)。

 「進歩的文化人」という言葉を最初に使ったのは、福田恆存というのが一般的な見解らしい(そんな一般論があったんだ)。しかし本当は、文藝春秋編集部が高橋義孝という人に「『進歩的文化人への警告』というような題目で何か書け(P.20)」と依頼したのが最初らしい。福田恆存が読売新聞に発表した「進歩的文化人への批判」が1954年11月25日、前述の文藝春秋が1954年2月号。ゆえに、文藝春秋編集部が「進歩的文化人」という言葉の元祖であると。

 

 ま、どうでもいいわな。

 

 

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