オウムと死刑@河出書房新社

  • 2018.12.23 Sunday
  • 13:30
評価:
---
河出書房新社
¥ 1,674
(2018-11-15)

 こういう本、読書欲が湧いてこない。

 

JUGEMテーマ:最近読んだ本

 

 自分は、ホームページを立ち上げた1996年9月以降、オウム真理教に関する書籍・記事・テレビは、気がついたものを全部目を通そうと心がけていた。しかし、最近はテレビ放送があるのを知っていても、知っていながら見過ごすことが多くなった。

 書籍も週刊誌も然り。そもそも、ネットを見ていて「後輩」の記事を読んで、オウム関連の記事があることを知ることが多い。

 

 「オウムと破防法」「オウムと死刑」の類の左翼本、私は大嫌いである。義務感を持ってなければ、絶対に読まない。

 何故なら「オウムと死刑」の主人公は、オウム真理教ではなく死刑制度だから。

 

 

 

 オウムと死刑囚。

 最初のエッセイを読んでいるうちに、早々と挫折気分。

 以下、パラパラと読んだ中から。

 

 伊東乾より。

 知る人ぞ知る「偏差値奇形児」らしく、思いつきの安直な意見を展開してくれた。

 『せっかく裁判員制度を導入したのだから、さらに一歩踏み込んで死刑執行員制度を導入すると日本社会は随分と成熟するだろう(P.82)』 「ボタン押し係」に人気が殺到しても、それでも伊東乾は「俺の思ったとおり、日本は成熟した」と思うだろうか。

 『2018年の大手メディアが無意識に使い続けている「元死刑囚」という表現は「差別戒名」の一亜種に他ならない…(P.84)』 ジーヴァカはさしずめ「薬師院革誠如来」だろうか。はは。まあ、妄想たくましいというのか何とか。

 死刑執行員制度は永遠に実現しないが、大学教授員制度(民間企業やタレントが大学教授に就任する)はガンガン進むのも、むべなるかな。

 

 永岡英子より。

 『横山(真人)くんの撒いた所では一人も死んでいない。』『横山くんは一人も殺してないのになんで死刑なの?』(どちらもP.81)。林郁夫の名前まで出してるんだから言いますけど、林郁夫を殺さなかったことそのものが、土台おかしかったのです。

 ちなみにP.88で、深田卓という人権屋さんは『十三人のうち、一を殺してない人がいたりする』と語っている。さよう、麻原尊師も、ただの一人も殺していない。

 

 武田砂鉄より。しかし、誰だよこいつ。

 タイトルが『平成の事件は平成のうちに(P.155)』

 この雑文が、読んでて一番不愉快になった。正直、書く気が起きない。

 しかし、森ブヒだの江川年齢詐欺だの、その系列の本を読みテレビを見ていれば、こんな人間が生産されるのだろう。

 どうして平成のうちにとりあえず決着をつけるのが悪いことなのか、意味不明でさっぱり分からない。そもそも、大半の日本国民は、今回の試行ですら「遅すぎる」と思っている。マスコミが、世の中のオウム真理教論が「脱カルト」と「真相究明」しかないような報道をしたので、こんなおかしな人間が大量生産されてしまった。

 

 

 

 オウム真理教、話題がなくなれば「風化を阻止しよう!」。信者が増えれば「破壊カルトがマインドコントロールであなたを狙う!」 信者が増えても減っても、マスメディアに袋叩きにされるのだ。

 おそらく解散したって「風化!」だろう。じゃあ破防法の解散命令ならば? 驚いたことに、これが最もマスメディアの怒りを買うのだ。江川紹子も森達也も発狂間違いなし。

 

 オウム真理教にしてみれば、さぞかし迷惑な話だろう。

 

 

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