将棋世界2017年8月号

  • 2017.07.09 Sunday
  • 14:27

JUGEMテーマ:将棋

 

 今月も藤井聡太特集。大崎善生の連載が始まった。ハートバックと手裏剣、見事である。私は鶴とか風船とか、新聞紙で甲とかしか作れなかったぞ。何だよこのガキ。年を取れば取るほど、努力なんか無意味だと痛感するぜ、全く。

 あと、P.232に「三浦弘行九段と日本将棋連盟が和解」の記事。佐藤康光新会長の挨拶でも、三浦冤罪問題が語られている。とりあえず、「疑惑の九段」問題は一件落着。

 名人vs人間の第二戦が掲載されたが、何か解説もおざなり。それに何せインターネット全盛の現代、既に一戦のポイントが各所で語られ、どうしても「今更なあ」の印象を感じてしまう。

 今月の特集が対矢倉の左美濃戦法の大特集。言うまでもなく、コンピューターさんが発明した戦法だ。何かにつけ、コンピュータさんを意識せざるを得ない内容だった。

 そういえば、必死問題の手数がなくなっていた。それだけで、相当に難しくなる。

 

 しかし、我らが伊藤かりんちゃんコーナーにはコンピュータなんか必要ない。

 さあ、年賀状の残りもこれであと1枚。10円切手を貼って、今月も愛を伝えよう。▲5九歩は読めなかった。

 

 

将棋世界2017年8月号、第30期竜王戦挑戦者予想クイズ係

  • 2017.07.08 Saturday
  • 15:42

JUGEMテーマ:将棋

 

 締め切り、7月10日か。

 スケジュール分からないけど、さっさと投函しよう。

 あ、おい、若島正! 今月の詰将棋、解いちゃったぞ! 懸賞詰将棋、解いちゃったぞ! 悔しいだろー。ほーれほれほれ。案外と手数は長かったな。へっへっへっ。

 

 竜王戦、私の予想はこれ。

 

世間がパニクってる藤井聡太四段29連勝の対増田康宏四段について

  • 2017.06.27 Tuesday
  • 14:37

JUGEMテーマ:将棋

 

 なにげに、30年前はアマ中豪だった私が感想を。

 正確な棋譜はこちらでお楽しみ下さい。

 

http://live.shogi.or.jp/ryuou/kifu/30/ryuou201706260101.html

 

 その1。

 

 ▲6八銀。私が将棋やってた時には▲8八銀だった。

 というのか、ここで▲8八銀として、△4四歩だと▲2五婦から引き角で一方的に飛車先の歩を交換されるので、△はいわばやむを得ず△7七角成とせざるを得ず、以下▲が飛車先を保留して角換わりにできる。これが革命的な戦法だった。今となっては、昭和末期の知識だけど。

 

その2。

 

 上から先手のソータは早繰り銀っぽく、3七銀から「▲3五歩な将棋のテーゼ」と山田定跡っぽく攻めたら、大山っぽく△3六歩。以下△が4二に角を引いて飛車先を切りつつ角交換して▲8七歩に△8五飛。何だかんだで上の図に。▲のソータは3九飛しかない。

 そして増田は△4九角成→△3八金。

 

その3。

 

 ポア。私にはそう見える。でも、この手順はあんまり良くないという説があるようだ。

 ここでソータは何となく▲2二歩。

 

 その4。 

 

 ▲2二歩△同金▲7七桂△8二飛▲6五桂。

 何となく、次の▲3一角が早そう。

 

その5。

△6二銀におかわり君。

 

 こんな手、私には思いつかない。
 

その6。

 

 ▲7五角。どうやっても簡単に受かりそうだが、増田くんの△3二金に▲2二歩のおかわり君。

 良く分からないけど、とにかく相当に難しいことだけは間違いない。ということは、ソータが勝つのだろう。

 

将棋世界平成29年7月号

  • 2017.06.15 Thursday
  • 21:57

 詰将棋サロン6番、二歩を打ちそうになった。

 

JUGEMテーマ:最近読んだ本

 

 JAPANISMと同時にAmazonで買ったせいか、ドジったようで、送られてきたのが10日になってしまってた。

 ますます伊藤かりんさんと棋力が拮抗してきた気がする。もう抜かれるかも。

 

 今月は藤井聡太特集です。当然といえば当然ですね。

 藤井聡太さん、『いまはけっこう北朝鮮問題に関心があります。人類を滅亡させるだけの核兵器を持っていたら……と。(p.28)』 社会問題でも正常な判断力を持っているからこそ、将棋でも勝ちまくっているのです(少し嘘)。

 あと、三間飛車特集だけど、田中寅彦囲いを愛用した私としてみれば、真部流は有り難い。30年前、若干回対局したけど、格上でも勝てる印象を持っている。とにかく3七桂を跳ねて、形を決めてもらう。2二飛と回らせるか、桂馬を跳ねさせてもらえるか、いずれにせよ、優秀じゃない気がする。

 

 B2以下、チェスオクロックになったんだ。相変わらず、将棋業界の浦島太郎な私でした。

 

将棋電王戦第二局(Ponanza対佐藤天彦名人)についてー人間よ、タナトラ思想では私に勝てないぞ!

  • 2017.05.21 Sunday
  • 06:47

JUGEMテーマ:将棋

 

 皆さんご存知のように、またもやコンピュータさんが圧勝しました。

 そしてこれで人間vsコンピュータの一騎打ち、電王戦は終了。最後に名人に連勝して終了とは、いかにも「お約束どおり」な気がします。

 

 棋譜はこちら。

http://live.shogi.or.jp/denou/kifu/2/denou201705200101.html

 

 結局、△5一銀と△5六角が全てだった気がする。

 

 

 △5一銀。いかにも素人っぽい手だが、そうではない。先手の早繰り銀に対して、△4三銀型で受けるための準備だが、通常は△6四歩△6三銀から5四に腰掛けて4三に引く。しかし、そのように進むと、△6四歩は無駄手どころかキズになっているのである。相手が確実に早繰り銀に来るならば、確かにこの方が良い。まさに「名人に定跡なし」。

 

 そしてもう一つの△5六角は、いわば普通の人間的な妙手だろう。

 ▲4八飛に△6五歩と仕掛け、以下一方的に攻め倒した。

 しかしである。△5六角直前の局面。これが問題だと思う。

 

 

 

 ▲5五歩が△5六角を甘く見た敗着、なんてことが言いたいわけではない。

 この局面、仮に▲5五歩と突こうと突かまいと、アマプロ問わず、先手の必勝型とまでは言わないが、おそらく▲の勝率が圧倒的になるだろう局面であることを、誰が否定できようか

 田中寅彦が居飛車穴熊を開発し、大山タイプ振り飛車を壊滅状態にして以来、穴熊は囲いから戦法に、そして戦法を超えて思想になった。すなわち「玉を固めて攻勢が取れれば勝ちやすい」と、まるで昭和の町道場で小銭賭けて将棋指してる力自慢のオッサンのような発想を、プロ棋士が「これが現代将棋の常識だ」と真顔で語るようになってしまったのだ。

 しかし、果たしてそれは盤上の真実だったのか。

 コンピュータさんは名人に、いや人間に対して、「将棋は相手より玉を固めて暴れれば勝てるほど簡単ではない。少なくとも私には通用しない」と教え諭し、そして将棋の世界から去っていったのだ。人間よ、もっと大きな将棋をさせと。

 

将棋世界、伊藤かりんちゃんに愛を伝えよう。

  • 2017.05.20 Saturday
  • 12:45

 当選者1名。二度目の挑戦。

 

JUGEMテーマ:将棋

 

 前回も、年賀状の残りで挑んだ。

 その時の愛のメッセージは「紅白に出演した際に、右四間飛車の位置にいたって本当でしょうか」と書いた。

 今回の文面はこれ。果たして愛が伝わるだろうか。

 

 

 54歳にふさわしい風格ある文章だと思う。

将棋世界平成29年6月号より「詰めろ逃れの詰めろ逃れの詰めろ」

  • 2017.05.05 Friday
  • 10:10

 今回は詰将棋以外より。

 

JUGEMテーマ:将棋

 

 将棋大賞ですね(P.74)。升田幸三章は千田翔太六段。△4二玉△6二金△8一飛や腰掛銀や対矢倉の左美濃が受賞対象になったとのこと。でも、その二つの戦法を編み出したのって、確かコンピュ...

 あと、藤井聡太四段と羽生善治三冠の将棋の図面を眺めていたら、P.31〜P.32が「内藤國雄九段のどっちが勝ち?」状態になってて感動した。一見羽生三冠負けを王手ラッシュして詰めろ逃れの詰めろでひっくり返す、と思ったら詰めろ逃れの詰めろ逃れの詰めろ(?)がかかって藤井四段が勝ちになってると。

 棋譜は下のURL。角換わりで、三浦弘行の冤罪桂跳ねに対して、その時の竜王戦で渡辺明が打った△4二角を羽生三冠が採用。それに藤井翔太が挑む展開です。

https://www.shogi.or.jp/column/2017/04/7_3.html

 なおP.181に、羽生善治三冠が初めて年間勝率6割を切ったと書かれている。

 

 あと、歴史に残る「コンピュータが名人を倒した一戦」も掲載されている(P.102)。あんまり解説は詳しくない(と思う)。ただ、最後に永瀬拓矢六段の『(事前練習の)通算勝率は1割程度だったが、実戦でその1割を引くことは可能だと思った』というコメントがある。この事前練習をしたのは、文脈から考えて佐藤天彦名人だろう。コンピューターの対名人の勝率は9割ということである。もう完全に「名人に香を引いて勝つ」レベルに達してしまったのだろう。

 

将棋世界平成29年5月号詰将棋サロン

  • 2017.04.09 Sunday
  • 09:26

JUGEMテーマ:将棋

 

 次の一手はあっさり解けた。若島詰将棋はしばらく見ていて、やる気がなくなった。

 せめて詰将棋サロンを先月号に続いて8題解こうと思ったが、まだ4番までしか解けない。

 5番は逆にアレしてしまう。2手目、絶対にそうだと思うのだが、取ってアレしてしまう。

 1はあっさり解けたが、2と3とが苦戦した。3はまだ「あの程度」が盲点になってただけだが、2はマジで難問良問だ。普通はアレしちゃう(私もアレした)けど、どうしても詰まない。何と、アレなのだ。

 

 ところで、私の棋力って、今、どれくらいなんだろうな... 相当落ちたことは間違いないけど。

コンピュータに名人が敗れた将棋電王戦、▲3八金に対して佐藤天彦名人がもし…

  • 2017.04.03 Monday
  • 21:01

JUGEMテーマ:将棋

 

 △8四歩ではなく、△3四歩だったら。

 そして、以下「角道止め四間飛車(要するに昔は甘プロ問わず大流行した普通の大山スタイル四間飛車)」に組んだら、コンピュータさんはどうしたのだろうか。

 

 

 下記のブログのように、▲3八金に対して振り飛車になっても十分だと考えている方もいる。

第二期電王戦第1局で指されたPonanzaの初手▲3八金戦略について

http://www.fgfan7.com/entry/2017/04/02/112243

 

 しかし、どの形も「正しく」囲っていない。ゆえに、振り飛車が勝つ。

 一応「囲っている」盤面もあるが、後手の「囲い」の方が固い。よって、振り飛車の必勝形である。

 

 ところがPonanzaは、▲6八→7八玉、▲5七銀▲7七角を指し、そしておもむろに、▲3八金を4八、5八…

 まさかまさか。

 

 

 

将棋現役名人vsコンピュータの世紀の一戦、▲3八金でコンピュータ圧勝が話題になっているけれど…

  • 2017.04.02 Sunday
  • 12:52

 ドスパラ、歴史的一戦をぶち壊し。

 

JUGEMテーマ:将棋

 

 おそらく、多くの人がそうなるだろうと思っていただろう。

 現名人佐藤天彦vsコンピュータ二番勝負の第一戦。71手で佐藤天彦名人の戦意喪失して投了。PONANZAの圧勝で終わった。ついにコンピュータが人間の名人を打ち破った。2017年4月1日。もちろんエイプリルフールではない。

 私はニコ動をライブで見ていないので分からないが、トラブルで中断があり、歴史名局をぶち壊したらしい。次回から、パナソニックとか富士通とかのパソコンを使ってくれ。

 

 これが投了図。

 

 

 ▲3八金が話題になった。私はこの日は午前中に仕事してたので、昼過ぎに帰電車の中でTwitterを見て知った。

 これでボコられたのでは、コンピュータの圧殺のイメージを持つだろう。まるでコンピュータが一手無駄手を指し、自らハンディを与えたようなイメージである。

 

 

 しかし、そういうことなのだろうか。

 中盤の佐藤天彦名人の△8八歩の評判が良くないらしい。

 

 

しかし、それも間違っている気がする。

 問題は、むしろここ。横歩を取った局面ではないだろうか。

 

 

 以下、コンピュータさんは手順に▲3七銀→▲4六銀→▲3七桂と繰り出し、△の佐藤天彦名人が角道を開けたらあっさり角交換。こんな局面になった。

 

 

 横歩取り△3三角戦法は、▲が3六→2六と戻すうちに、△は3三角→2二銀と組み、親切にも先手が取ってくれた△3四歩のお陰で飛車や銀が自由にさばけるようになる(もっとも最近は△2三歩と打つらしいが)。その考えをもっと極端に考えたのが上図ではないだろか。一歩損だが、駒の効率は圧倒的に先手が良いようにしか見えない。角交換によって生じた壁銀があまりに痛々しい。

 

 とはいえ、強行スケジュールにコンピュータのトラブル。佐藤天彦名人にばかりハンディを課している。歴史的一戦なだけに、「お互いに」ベストで闘って欲しかった。

 

calendar

S M T W T F S
      1
2345678
9101112131415
16171819202122
23242526272829
3031     
<< July 2017 >>

selected entries

categories

archives

recent comment

recommend

links

profile

search this site.

others

mobile

qrcode

powered

無料ブログ作成サービス JUGEM