将棋世界2017年12月号、詰将棋サロン全部解けたと思う

  • 2017.11.18 Saturday
  • 10:19

JUGEMテーマ:将棋

 

 昔は、そんなに苦労しないで8題解けたのになあ。

 前月号は<1>で泣かされた。でも、開設を見たけど特に「凄まじい難問」とか「大好評でした」とか、何も書いてなかったですね。死ぬほど苦労したのは私だけだったのでしょうか。

 

 さて、今回も<1>が変態問題だったが、何故か一発で正解がわかった。先月号で警戒するようになったからだろうか。まあ、解けない人は普通の発想を捨てて下さい。ヒント書いちゃった。

 逆に簡単そうな<4>で苦労した。何でかっていうと、初手を( ピー! )と決めつけてたんだよ。でも、冷静に考えればそれ、こっちじゃなくてあっちに逃げても詰ないじゃん。<8>も分からなかった。いや、これは初手はすぐに分かったんだよ。だけど、( ピー! )( ピー! )が正解なんだね。<3>も難しいね。<3>の出題位置と持ち駒数からして、基本的に持ち駒をバタバタと打つしかないんだけど、△( ピー! )ってのに注目しなけりゃいけなかったんだ。「あれ? 何でだろう」って途中で思ったが。

 

 それにしても最近は、見たことない戦法ばかりでさっぱり分からない。あと、アマチュア強豪も知ってる人がめっきりいなくなった。久しぶりに鈴木英春の顔を見たくらい。何せ25年くらい空白があるから、あの人どうしたと思ったら「死んでた」なんてあるからなあ。

 

二枚落ち、上手対策その3(下手▲4八銀対策)

  • 2017.11.12 Sunday
  • 10:20

さて、二枚落ち講座(ただし上手)の第三回。

二枚落ち、上手対策その1(△6四金早繰り)

http://kusoeigo.sinzinrui.hippy.jp/?eid=269

二枚落ち、上手対策その2(裏定跡)

http://kusoeigo.sinzinrui.hippy.jp/?eid=271

 

JUGEMテーマ:将棋

 

 さて、世の中の定跡書には、下手が▲7六歩→▲4六歩▲4五歩の後に、▲3六歩▲3五歩ではなく、▲4八銀▲4七銀と上がり、位を確保する手を紹介している棋書がある。

 おそらく、この方が「位を取ったらその確保」の棋理にかなっているし、上手△6四金対策も考えなくて良い「事情」もあるのかもしれない。

 

 

 そこで、下手が▲4八銀と上がった場合の対策をご紹介しよう。

 ただし今回はお笑いモード

 下手が▲3六歩ではなく▲4八銀と指すことが事前に分かっているときのみ、絶大な威力を発揮する戦法をご紹介する。

 

 初手より、△6二金▲7六歩△6四歩▲4六歩△6三金▲4五歩。腰掛け金である。

 

 

以下、△3二金▲4八銀△5四金。

 

 

 早くも下手の命綱▲4五歩を捕獲し、完全に上手ペース。おそらく楽勝で終わるだろう。

 素晴らしいでしょ、これ。

 え、何ですか? その白い目は。

 

二枚落ち、上手対策その2(裏定跡)

  • 2017.11.11 Saturday
  • 12:40

この記事は、一週間前に書いた「二枚落ち、上手対策その1」の続きである。

 

JUGEMテーマ:将棋

 

 さて、△6四金に対して▲4八銀ならば△5五金で上手が誤魔化せる確率が高いことを前回説明した。

 

 

 ここで下手も反省して、▲4八銀ではなく△5五金を警戒して▲5六歩と突く。確か、故・花村元司九段も「口を酸っぱくして」▲5六歩を奨励してた記憶がある。もっとも、カニ囲いファンの人は3六飛を横に利かせたいから、突きにくいだろうが。

 

 

 しかし、である。

 上手は第二の矢を放つ。ただし△6五金なんかじゃない。

 

△5三銀▲4八銀△4四歩。

 

 

 上手が発狂したのではない実はこれ、知る人ぞ知る裏定跡なのだが、それはさておいて。

 まあ、取る一手だよね、普通は。

 

▲4四同歩△5五歩▲同歩△4四銀。

 

 

 まあ、大抵は上手が勝つ。どうでしょうか、なかなか応用が利く上手の差し回しでしょう。

 更に下手の構えによっては、△4二銀を入れてから△4四歩とかもできる。

 

 

 

将棋世界2017年12月号到着

  • 2017.11.05 Sunday
  • 13:21
評価:
価格: ¥ 800
ショップ: 楽天ブックス

JUGEMテーマ:将棋

 

 Amazonがやっと送ってくれたのでパラパラとまくってみる。

 前号で爆死した詰将棋サロン<1>、今回の<1>も◯◯詰将棋だったが、何故か数秒で解けた。持ち駒が「あれ」なので、第一感が「それ」だった。

 

 今回は、イメージの読みと将棋艦兇茲蝓

 前にも同じことを思ったけど、若いプロ棋士って、昔のことを案外と知らないのだな。

 今回のこれ。私はすぐに「赤旗新人王戦の記念対局・石田和雄vs中原誠」って分かったけど。

 

 

 ただ、読まないで「記憶を辿った」だけなのので、▲1一玉△4三歩成▲8六香って答えてしまったが。

 しかし、まさか「突撃」するとは...

 

二枚落ち、上手対策その1(△6四金早繰り)

  • 2017.11.04 Saturday
  • 14:32

JUGEMテーマ:将棋

 

 以下の話は、将棋に興味があって、二枚落ち(飛車角抜き)という存在のみならず、飛車角落ちにすら定跡があって、それを無視したらプロ棋士どころか私にすら勝てない事を知っている人でないと、読んでも全く分かりません。

 

 今はどうなっているか分からないけど、昭和の時代、二枚落ちを勉強する際に、テキストには当然▲4六歩→▲4五歩と伸ばす例の手が書いてある。しかしその後、4筋の位を取った後に、3筋の位も取りに行く派(主流派)と▲4八銀と位を確保する派(反主流派)とに分かれていた。

 どちらも一長一短、おそらく、どっちでもいいのだろう。

 しかし、上手が本当に勝ちたい際に、下手がどっちを選択するかは重要なポイントだ。もっといえば、事前に下手の派閥を知っていると、上手にとってなかなか有利なのである。

 

 例えば、下手が主流派の「4筋の位を確保しないで3筋の位を取る」主流派であることが分っている場合、こういう手口が有効になる。ま、実は、知ってる人は知ってる「有名な裏定跡」なんですけど。

 

 初手は▲6二金、以下こんなふうに進むはずだ。

 上手の△6四金に対して、下手が▲4八銀と位を取った局面。

 

 あ、画像右上の「編集中」の下にある「上手番」の文字は嘘なので、相手にしないで下さい。

 

 

 ▲4八銀が「悪手」というわけではない。しかし、下手が確信犯で以下のことを知っていて指してない限り、上手がペースを確実につかむ。

 

 この局面下手の▲4八銀に対して上手は△5五金。

 下手の命綱である▲4五歩に対して歩取りがかかっている!

 

 

 下手は長考の末▲3七桂、と指すだろう。しかし上手は金を突撃させて△4六金。

 これは次に△3六金と寄って、▲3五歩と取るのが狙い。

 

 

 その狙いに気づこうとも気づくまいとも、実は上手は、下手が▲3四歩と突くことを期待している。

 以下、上手の理想的な展開を書いてみる。

 ▲3四歩△2二銀▲3三歩成△同銀▲3四歩△2二銀

 

 

 下手が親切にも▲3四歩と仕掛けたお陰で、何と上手には一撃必殺の△3六歩が生じている。

 まあ、これでも下手が十二分に優勢なのだが、何せ下手という生き物はこういう愚かな生命体。この局面は上手が勝つことになっている。

 

 

 

私は升田式石田流で何回も飛車を取っている

  • 2017.11.03 Friday
  • 13:54

 昭和の将棋道場、アマ有段者でも定跡を知らない人が多かった。

 

JUGEMテーマ:将棋

 

 私は何回も升田式石田流でタイトルとおりのことをやってことがある。言っておくが、初段はある人からも飛車を取っている。

 今のアマ将棋界がどうなってるか知らないが、アマチュアの三段四段レベルの人でも、昭和の時代は、信じされないくらい定跡を知らない人がいた。言っておくが、居飛車振り飛車対抗戦になれば、マジで四段水準の指し手が出てくるのだ。なのに、私が角道開けっ放しなのに矢倉に組んで、▲2五桂で悶死させたりとか、今にして思えば。不思議な話である。
 案外と多かったのがこれ。
 横歩取り△3三角戦法で、△の私が5二玉と上がったところ。
 ▲3八銀と上がってくれて、以下、相手が実力を出せずに楽勝したことが数回あった。

変態詰将棋、その3(持って生まれた運命まで)

  • 2017.10.14 Saturday
  • 17:02

JUGEMテーマ:将棋

 

 自分が将棋に夢中だった頃、ピークは昭和末期〜平成前後だったのかな。

 その当時の雰囲気は、将棋は「オク」の深いものが勝つ。ゆえに終盤を鍛えよう。そんな風潮だった。

 

 小池重明が伝説化され、「戦法は矢倉と居飛車穴熊さえ知っていれば良い」と信じ、ナウいヤングが夢を追っていた。一方(今をときめく有名人)桐谷広人が「研究家」「理想主義者」が故に、何かにつけ嘲笑された。そんな時代だった。

 アマ名人になれないか。無理でもせめて県代表になれないか。そんな思いで生きていた。将棋世界に近代将棋に将棋ジャーナル、片っ端から詰将棋を解いていた。サロンも鑑賞室も2日くらいで解けるようになったので、詰将棋パラダイスにまで手を出した。高校までは解けた(毎回一題二題間違えてたけど)が、短大は少し残すことが多かったっけ。

 さすがに詰将棋研究室やパラの大学以上までは「おつきあい」できなかったが、近代将棋の研究室も4題解いて、人生で一度だけ、全題正解者コーナに自分の名前の上「○◎」についたことがあった。今にして思えば、その本を取っておけば良かった。

 

 おっと、過去の思い出を美化するだけのクズ中年人間になりそうだ。

 

 将棋を上達したくて、常に詰将棋をカバンの中に入れてた頃。そう、西武新宿線に乗っていた。西武ライオンズ球場に野球を見に行くためだ。今にして思えば、そんな暇があったら将棋の勉強をした方が良いのだが、しかし球場に向かう電車の中では流石に詰将棋を解いていた。その時に解いていたのは、内藤國雄の詰将棋単行本だった。まだ詰パラを買ってなかった頃だろうか。

 将棋ファンの方はご存知のとおり、内藤先生の詰将棋は「弟子が作った」「アマの職人作家が作った」作品ではなく、自らが英知を絞って作った力作揃いである。

 それを知りつつ、頭に汗をかいて必死に取り組んだが、どうしても解けない作品があった。

 

 ぐぐってたら見つかった。そうそう、金園社って出版社の本だった。他の棋士の本も出してたね。

 

 

 こう書いてしまうと、「この詰将棋は変態詰将棋」とバレてしまい、出題者にしてみれば致命的なダメージを受ける。

 詰将棋のヒントは曲者。作者名ですらヒントなのだ。

 でも、露骨なヒントを書いちゃったんだから、みんな、俺とは違って。10分もあれば解けるよね。

 

 

 

将棋世界2017年11月号、詰将棋サロンの<1>を解くのにどれだけかかったか、お前ら正直に言え。

  • 2017.10.09 Monday
  • 20:59

 変態将棋の恐ろしさは、それが「変態詰将棋」と分からないところにある。

 

JUGEMテーマ:将棋

 

 将棋世界11月号、全体的に教材が難しすぎ。

 あと、伊藤かりんの上達ぶりに驚き。紙面を文字通りに読めば、さすがに1級ってことはないだろう。

 

 それはともかく、詰将棋サロン、みんな解いてるかい?

 俺は<1>で死にそうになった。

 ってのか、正直に言って欲しい。<1>を解くのに、どれくらいかかった?

 

変態詰将棋

 

 ちなみに作者は当選二回のド素人。

 当然、数秒で解いたんだよね、みんな。

 <3>だったら、昼間から酒飲んて将棋世界眺めて、「桂馬」って思ってすぐに筋を掴んだんだけど。

 

 な、簡単に詰んだか?

変態詰将棋 その2

  • 2017.10.03 Tuesday
  • 21:32

JUGEMテーマ:将棋

 

 さて、昨日出題した2題目の詰将棋、解けただろうか。たった4枚の駒配置、持ち駒も少ないし短編だから、有段者の皆さまは10秒前後で解けたよね(笑)。

 この詰将棋、高柳敏夫の「新感覚詰将棋」という本に収録されていた。

 高柳敏夫名誉九段。将棋ファンだったら、ナウいヤングだって名前は知っていよう。高柳門下と言えば、かつては将棋界に永世名人中原誠を筆頭に多くの弟子をプロ棋士に育て、将棋界を席巻した名門中の名門だった。そして時は経ち、井の頭線渋谷駅から見える「高柳道場」も、いつの間にかなくなってしまった。

 

 その高柳敏夫「八段」は変態詰将棋の名手だった。

 「変態詰将棋」。昨日の日記を読まれた方は、概念を理解していただけたかと思う。逃げ道を押さえてる駒を捨てたり、持ち駒に金銀がある時に金を打ったり、二枚利いてるところに更に重ねて打ったり、捨て駒感覚に慣れた実力者を欺くヘボそうな「不利感」ある手を正解になるように作った詰将棋。

 

 こういう詰将棋の花形は、やっぱり「逃げ道系」だ。

 有名な高橋和が詰将棋パラダイスの表紙を飾ったこの作品が典型だろう。

 

 

 まだ自分が「せめて県代表くらいになれないか」と思って、詰将棋パラダイスに取り組んでいた頃、この作品に出会った。「どうせ高橋和」と思って解きにかかったら、詰ないのなんの。1時間くらいかかって、その正解に気がついてびっくりした。おそらくこの詰将棋が将棋界の歴史に残る名作となったのは、作者名に「高橋和」であったことだろう。

 余談だが、後に馬鹿が「後半が岡田敏の作品と同じ、盗作だ!ぷびゃあ!」という狂った主張をネットで散々流し、「このド素人め」と呆れ返った記憶がある。

 

 それはともかく。

 変態将棋の花形「広い方逃し」「逃げ道封鎖駒捨て」も、慣れてくれば、何となく勘が働いてくることがある。

 しかし、変態詰将棋の神様、高柳敏夫は違う。なるほど、変態詰将棋の名手の最高の弟子が、変態突撃名人だったのは実に納得がいく。

 例えば、「新感覚詰将棋」に収録されたこの詰将棋、みなさんは解けるだろうか。

 まあ、駒数の少なさといい、手数の短さと良い、10分で解けたら3〜4級。そんなレベルだな。当然に有段者の皆さまは、30秒もかからない... だろ?

 

 

 ただ、今日の2題が5分もかからずに解けても、ちっとも自慢にならない。

 変態詰将棋の恐ろしいところは、それが変態詰将棋だと分からないところなのだ。

 さあ、県代表を目指すアマ中豪諸君。この詰将棋が解けても、伊藤かりんの詰将棋に悲鳴を上げる日が来るかもしれないことを覚悟しておきたまえ。

変態詰将棋について

  • 2017.10.02 Monday
  • 21:54

JUGEMテーマ:将棋

 

 世間的には、「盲点作」と呼ぶらしい。要するに、こういう作品だ。

 

 

 ただ、こうやって「盲点作」「変態詰将棋」と書いてしまうと、それがヒントになって簡単に解けてしまう。

 アマ初段レベルになると「盲点作」とヒントに書いてあれば、ある程度「勘」が働いてしまう。

 例えば、金銀が持ち駒ならば金を先に打つ。玉の逃げ道を遮るようにしか見えない駒を成り捨てて、大駒のリーチで詰ます(大抵それは変化に回す)。二つ効いている場所に更に駒を打つ...

 

 でも、こんな作品もある。たった4枚。持ち駒も少ない。まさか、有段者のそこの君! 3分もかからないよね。もちろん、ソフトなんか起動しないよね。実際問題、週刊誌に載ってる短編レベルです...

 

calendar

S M T W T F S
   1234
567891011
12131415161718
19202122232425
2627282930  
<< November 2017 >>

selected entries

categories

archives

recent comment

recommend

links

profile

search this site.

others

mobile

qrcode

powered

無料ブログ作成サービス JUGEM