なぜ私は左翼と戦うのかby杉田水脈@青林堂

  • 2017.07.16 Sunday
  • 15:14

JUGEMテーマ:最近読んだ本

 

 ネット上では保守系の論客として有名な彼女、私もネット上の動画でいくつか見たことがある。とにかく「分かりやすく説得力がある語り」という印象を持っている。ただ、ネット外ではどれくらい有名だろうか。

 ちあみに単行本を読んだのは初めて。もっとも、そういえば、JAPANISMで毎回読んでたっけ。

 

 「なぜ私は左翼と戦うのか」というタイトルだが、内容的に古臭いものがないのがいい。地方自治体の赤旗強制購読、デンマークの実情、移民問題、蓮舫の家族観、LGBT等、現在の左翼が引き起こす問題点を平易に解説していて好感を持った。私みたいな人間だとすぐに「国際派と所感派・火炎瓶闘争」「ソ連資金」に話題を持っていってしまうが、こういうネタのほうが案外と「効いてくる」のかもしれない。

 『女性の地位向上、男女平等が進むと少子化が進むのです(P.48)』なんて、思ってる人は多いだろう意見を改めて言ってもらうと、何となくほっとする。そして、それが進んでデンマークでは『家族とは楽しい時に集うもの。それ以外の時間ではそれぞれ別に過ごす。(P.52)』になってしまったと。そして多様性を口実に、家族どころか男女(性別)までもを破壊するLGBTという「変態に特権を与える」奇妙な運動。自分はそう思っているけれど、自分以外の人でLGBT優遇制度を「特権」と発言しているのは水脈さんが初めてだったのはとても嬉しかった。

 その他、欧州の「極右」政党の話や共産党藤野保史「人を殺すための予算」発言に蓮舫がテレビで発言した異様な家族観(これ知らなかった)等、知ってる話も多いかもしれないが、読んでみてはどうだろうか。もっとも、なかなか左翼の人に「これを読め」と言っても、読んでくれる可能性は皆無だろうか。

 で、果たして再選できるのか。私には分からないが、日本第一党よりは「二眼持てる」と思う。

話題のヘイト本「今こそ、韓国に謝ろうby百田尚樹@飛鳥新社」を読んだ

  • 2017.07.11 Tuesday
  • 21:46
評価:
百田尚樹
飛鳥新社
¥ 1,080
(2017-06-15)

JUGEMテーマ:最近読んだ本

 

 本を買ってない人でも、どういう内容かご存じの方も多いだろう。

 日本統治下の韓国で、いかに日本総督府が韓国近代化のために尽力したかを、左翼に対して嫌味たっぷりに「韓国人を無理やり学校に通わせた」「無理やりハングルを覚えさせた」「禿山という自然を破壊して森林を植えた」「何もない街に無理やり線路を引いた」etc、いかに日本人が韓国人に「惨たらしい」行為をしたかが、これでもかこれでもかと記載されている。だから今こそ謝罪して、日本が韓国に強制した文化侵略を恥じて「原状復帰」すべきだと。

 しかし、本の後半になると、韓国人の「勘違い」に触れるようになり、つい筆が滑ったのか、前半の余裕ある褒め殺しが影を潜め、隠し切れない百田氏の本音が炸裂し「唖然」だのの表現でヘイトスピーチを... おっとっと、百田氏の「反省」がまだ本物になっていないことが分かって、まあ、笑ったわ。

 

 嘗糞とか凌遅刑とか、こういうネタ、個人的には大好き。特に凌遅刑なんか、みんな「しびれた」んじゃないだろうか。李朝時代の差別社会、面白すぎ。

 でも、どこまで本当なんだろうか。叫ぶ陣営もしばく陣営も、大人しく資料だけを分かりやすい形で出していただいて、判断は「聴衆」に任せてほしい。

 いずれにせよ、勝敗の分かれ目は、どっちが「デマ」「捏造」と叫ぶ回数が少ないか、どっちが開かれた言論空間を作っているかにかかっているのだから。

 

AI時代の人生戦略by成毛眞@SB新書

  • 2017.07.02 Sunday
  • 15:15

SF小説は大きく、民主党は小さく

 

JUGEMテーマ:最近読んだ本

 

 成毛眞。なんか久しぶりに聞いた。

 AIで将来がガラリと変わると予測される来は、すっかりお馴染みになった感がある。よってその種の話は今回は省略。

 アメリカは理数系のレベルが世界水準でも劣悪だったため、オバマ大統領が慌てて力を入れたそうな。日本もSTEM(サイエンス・テクノロジー・エンジニアリング・マセマティックス)教育に力を入れなければいけないが、その桎梏になるのが大学入試制度、正確に言えば、数学を知らなくてもそれなりの大学に入学できる私大文系の入学試験にあると。

 そういえば昔、民主党から立候補して落選した鈴木寛という人が、どこかで同じことを言ってたっけ。今思えば、選挙ポスターの「民主党」をできるだけ小さく書いて、イメージダウンを免れようとしたのも「数学的判断」なのだろう。その鈴木さんと成毛さんとの対談がp.87より収録されている。日比谷高校で使われる生物の教科書では『「遺伝子組換え実験をしてみよう」というページがある(p.96)』そうだ。

 意外だったのが『世界の経営者はなぜSFを愛読するのか(p.135)』という項目。SF小説、どうしてどうして、将来に「実現」していることが案外多いらしい(cf.P.134)。空想科学が科学になるわけだ。エンゲルス大喜び。

 まあこういう本は、そんな肩肘はらないで、楽しんで読めばいいのかな。

 

野党協力の深層by平野貞夫著@詩想社、共産趣味者本だったんだ。

  • 2017.06.29 Thursday
  • 21:18

詩想社新書? 星雲社ってまだあったの?

 

テーマ:最近読んだ本

 

 今日、電車の中で読み始めた。

 小沢一郎のヨイショ本? こんなしょぼい本屋から出るの? なんてことはともかく、だ。

 この本、実は共産趣味者・キョウサナー用の本だったんだね。

 ただ、『志位さんよく大展開したよ。よくやったと、ものすごく評価しています。(P.36)』『だからもう一歩、大きな転換を共産党がしていけば、僕はほんとに国民の支持層も広がると思うよ。(P.36)』...

 今まで、どれだけの人が同じような期待を抱いて、裏切られ、失望したのだろうか。

 

ヘイト本を平気で売りつけるのはAmazonだけ。

  • 2017.06.26 Monday
  • 21:16

JUGEMテーマ:気になる書籍

 

 土曜日に、病院の帰りに百田尚樹さんのヘイト本を買おうと思った。

 武蔵溝ノ口駅ビルの大きな本屋に行ったけど、見つけられなかった。

 仕方なく、こんな本を買った。一冊、芳しいアカの本まで買ってしまったようだ。

 

 

 正義を歪めたり、人を傷つけて当然と行きてきたのは、インターネット定着以前の左翼・共産党支持者・市民派なのだが。人間、言うことではなくやってる事で判断されている。

 それはともかく、ないものはないと。仕方なくAmazonで百田尚樹さんのヘイト本を買う。気合で、水脈さんのヘイト本を買ったら、帯に百田さんの御真影が。

 

 

 だから本屋は潰れるのだ。

 ちなみに、昨日コンビニに行ったら、こんな本があった。

 

 

 あっさりと、こう書いてある。

 

 

 やっぱり本屋はいらない。

日本共産党紹介by日本共産党中央委員会出版局on1976

  • 2017.06.18 Sunday
  • 12:52

 昨日のオフ会用に持っていったんだが、キョウサナー(共産er)が来なかったので、不発に終わってしまった。

 

JUGEMテーマ:気になる書籍

 

 暴力革命時代の「共産主義読本」を持っていくだけでは不平等なので、バランスを取って、これを持っていけば受けるのではないかと思ったのだが。

 

日本共産党紹介on1976

 

 何のへんてつもない(?)ようですが、これは1976年版。結党以来、日本共産党が一番輝いていた時代です。

 

日本共産党紹介on1976

 

 構造改革論。ユーロコミュニズム、いや、ユーロ・ニッポコミュニズムなんだよ。

 上田ブラザーズ(不破哲三・上田耕一郎)が台頭し、我々の目指す共産主義はソ連型の教唆主義とは違って、政権を獲得しても自由も民主主義も維持される。イタリア共産党のようなものを目指していくんだ。

 そんな主張がそれなりに説得力を持っていた。

 日本共産党史上、最高に夢と希望があった時代。

 

 あーた、何が凄いかって、この国会議員紹介のページを見よ。

 

日本共産党紹介on1976

 

 28人、ではない。次のページもあるのだ。

 

日本共産党紹介on1976

 

 参議院もワンサカいる。

 凄い。

 

 自由と民主主義の宣言。人民的議会主義。民主連合政府。

 はい。そこのお祖父ちゃんもお婆ちゃんも、昔を思い出してオナニーしてくださいねー。昔はよかったですねー しーこしこしこしこ。そーですよねー。日本共産党の目指す共産主義はソ連型の共産主義とは違うんですよねー。

 

日本共産党紹介on1976

 

 しかし1980年代に入り、内部的にはイタリア共産党を批判するようになっていた。一方、「衆愚」には日本共産党とソ連共産党とは違うと主張する。

 その後、いろいろあったが、ユーロコミュニズムがうまくいった記憶が全くない。

 そしてソ連が崩壊し、ソ連と関係ない筈だったユーロコミュニズのな世界各国共産党にソ連から援助資金・賄賂がばら撒かれていたことも発覚した。イタリア共産党も事実上消滅した。

 

 さあ、おじいちゃんおばあちゃん。安倍が憲法を改悪し。戦前の日本に戻そうとしてるようですよ。

 

JAPANISM37とかテコンダー朴とか、自国第一主義の苦悩とか。

  • 2017.06.14 Wednesday
  • 05:00
評価:
---
青林堂
¥ 1,000
(2017-06-10)

 テコンダー朴に感動できなくなった。

 「目が慣れる」ってヤツだ。

 

JUGEMテーマ:最近読んだ本

 

 昔、何かで読んだっけ。「余命三年」ならぬ「ギャグ漫画三年」なる説を。

 ギャグはプロレスみたいなもの。強烈なギャグを聞くと、より強烈なギャグを聞きたくなる。しかし、それはプロレスの大技みたいなもの。流血戦や過激な肉弾戦を見て「今度はもっと凄いのが見られるのか」と、より「過激な」試合を期待する。

 それはJAPANISM、そして現代の「ヘイト業界」にも言える気がする。今月のJAPANISM37の巻頭論文は田母神俊雄。正直「なんだかなー」って感じだを自分は受けた。一方、巻末で論文を書いている宇田川敬介氏のが語るように「逆トランプ現象」の萌芽ががフランスで韓国で芽生えている。「新党老け専」のマクロンは勝利演説で『フランスはフランス人だけのモノではない(P.115-116)』と豪語し、移民受け入れを継続すると宣言した。こんなことを日本で豪語すれば、間違いなく袋叩きになる。そんな真っ赤っ赤の暴言が、民主主義の敵・ゴキブリ蛆虫イスラム教に何回もジェノサイドされたフランス人が、ルペンという選択肢があるにもかかわらず平然と受け入れてしまった。

 

 嫌韓もヘイトも、飽きられてきたのではないのか。今の「自国第一主義」「ナショナリズム」は、グローバリズムやリベラルやジェンダー・LGBTに対する「民進党的な何でも反対」に陥ってはいないか。

 

 テコンダー朴、朝鮮忍者ハットリと伊集院との師弟対決は、カイダ忍法じゃなかった朝鮮忍法奥義「火の鳥」でハットリの勝ち。伊集院は正しい歴史認識を知り死んでしまったようだ(笑)。で、よく分からないけど、野間易通が新兵器「キャプテン・コリア号」で朴を月山の元に向かわせる。これも何かの「元ネタ」があるのかも知れないが、私には分からない。

 テコンダー朴以外の漫画、セーラー服ロリ漫画も日の丸街宣もどこまで読者を惹きつけているのだろうか。余命漫画が、えげつない嫌韓で看板になるのか。リベラルだけではなく、自国第一主義も苦悩の道に入った印象を持っている。

 

清原和博への告白−甲子園13本塁打の真実by鈴木忠平@文藝春秋

  • 2017.06.11 Sunday
  • 08:44

JUGEMテーマ:最近読んだ本

 

 今となってはシャブ中の野球選手、犯罪者キヨハラ。

 しかし、高校時代の清原和博は怪物だった。そしてプロ野球入りして、1年めにして4番に。プロ野球の記録を全て塗り替えるとまで思われた。実際に清原の西武9年間在籍中にチームは8回優勝。

 王貞治を超えるかもしれないと恐れられた怪物・PL学園の清原和博。その怪物と甲子園球場で戦い、ホームランを打たれ敗れていった男たちに、当時のことを振り返ってもらう企画である。

 

 しかし、清原の怪物よりも、敗れていった選手の人生の方に興味を引きつけられる。高校野球の県代表に選ばれ、高校球児憧れの甲子園にエースとして出場したのだから、極めて高度な野球技術を持っているわけで、その事を誇りにして人生を歩めば良い。「外野」の人はそう思ってしまう。しかし、多くの選手は野球で人生で深く悩み、順調な人生とはいえない人も多く、清原までいかなくても、それなりに人が羨むような人生を送っているわけではない。一方清原も、巨人移籍以降は低迷し、ついに薬物に手を染める。

 

 清原に出会った一人に、高知商業の中山裕章投手の名前もあったが、この項目は捕手の岡村英人が語っていた。ある意味正解だろう。この本の趣旨から、どうしても「あの性癖も清原のホームランで」みたいにこじつけられてしまうだろうから。ただ、やっぱり聞いてみたかった気もする。

 

 別に野球に限らない。人間、スポーツにしろ何にしろダラダラと「趣味として」やっていけないものである。清原和博と戦った選手たちも、過去の栄光は過去の栄光として誇りに思い、少年野球の指導者や草野球の選手で技術を活かす人生ができれば、どれだけ楽なことか。しかしそれが簡単でないことは、実はこれを読んでるみなさんも分かっているのではないだろうか。たとえアマチュアの世界であっても、一流になれないと分かったら、潔く「引退」して一切関係を断つ。おそらく大半の人間はそれぞれの分野で、そんな思いで生きているだろう。しかし、なかなか諦めきれない。燃え尽きた筈なのに、なぜか再びくすぶり始める。考えてみれば、自分だってそうだ。

 人生とは何かを考えさせてくれる本である。是非お勧めする。

 

沖縄の危機!edited by 兼次映利加@青林堂

  • 2017.06.04 Sunday
  • 12:18
評価:
ロバート・D・エルドリッヂ,宮崎政久,仲村覚,仲新城誠,兼次映利加
青林堂
¥ 1,296
(2017-01-20)

 お久しぶりです。

 

JUGEMテーマ:最近読んだ本

 

 ちょっと事情があって読むことにした。

 あのヘイト出版社・青林堂から出版された本ですが、今になってしまえば、普通の本としか言いようがない。インターネットの発展で、もう多くの国民は「オール沖縄」の正体を知っている。

 そういう意味では、翁長雄志氏立候補にまつわる翁長と共産党との政治的野合のような「リアルな話」を知ることができた。

 『新聞なしの政府と政府なしの新聞のいずれかを選択しろと問われれば、私は躊躇せずに後者を望むだろう(P.105)』のトーマス・ジェファーソンの言葉を批判し、『何も読まない人の方が新聞しか読まない人よりも教養がある(P.105)』と。確かに、今の新聞は国民の教養形成や政治力の涵養に役に立っていない。そして左翼活動家も左翼知識人も、新聞に左翼政権を作ってもらいたがっている節がある。

 いわゆるネット論的ではなく、それなりにしっかりしている本の印象を持った。むしろ、今となっては、地味な内容に感じるのではないだろうか。

 

 

『コーラン』を読むby井筒俊彦@岩波現代文庫を80ページ読んだけど、完全に理解不能

  • 2017.05.24 Wednesday
  • 21:33

 ぱーっとやって欲しいんだけど。

 

JUGEMテーマ:気になる書籍

 

 作者は既に故人。今頃72人のロリ処女とセックスしまくっている。偉大で高邁な岩波現代文庫に収録された、偉大で高邁な古典候補なのだろう。

 しかし、満員電車の中で80ページ読んだけど、正直、どこに問題意識があるのかさっぱり分からない。しかもこの本、かつて行われた「市民セミナー」をテープ起こしした文章みたいです。何回かに分けて講座は行われたようです。思わず「ガラガラ」「爆睡」「金返せ」の光景を思い浮かべました。

 でも、流石に岩波。アカ日と違って、学問そして真理に対して忠実なのでしょう。3つも勉強しました。

(1)予言と預言とは違う。

(2)コーランの「我々」は神様さんのこと。

(3)アラビア語の定冠詞は「al」。

 

 3つも賢くなったのだから、もう捨てたほうが効率的だろう。

 アラーさん、どう思う?

 

 

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