イスラム教の論理by飯山陽@新潮社(1)ー半分読んだけど、強烈。

  • 2018.04.22 Sunday
  • 14:39
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 「ISはイスラム教とは縁もゆかりもない。普通のイスラム教に過ぎない」どころじゃない。

 

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 朝晩の通勤電車で半分読んで、付箋が立ちまくった。

 

イスラム教の論理

 

 こういう強烈な本は、アカの本と同様に、少し眉につばをtけて反対意見も読んだほうが良いだろう。しかし、筆者(♀)の問題提起はあまりに強烈。

 半分読んだ印象。筆者は「イスラム国こそが真のイスラム教の教えに従った理想国家である」と主張している。

 

 筆者の飯山陽(あかり)氏は写真で見る限りなかなかの美女である。しかし、彼女の問題提起は、たとえ彼女がブスであっても気考えなければならない重要な課題であると思う。

 例えば、何で民主主義国家の「ムスリム」が、ISはイスラム教と別物と言いたがるかといえば、ただ単に『解釈によってイスラム教はいくらでも過激なものになると認めてしまうと、西洋社会で暮らすことは不可能になるから(P.18)』であり、『もっといえばそう装うことが使命(P.18)』だから、仕方なくそう発言していると。要するに、欧米型民主主義国家で生活するために、仕方なく『反テロ宣言(P.18)』しているに過ぎないと。

 『「イスラム国」が掲げる黒旗には、「アッラーの他に神なし、ムハンマドは神の使徒」と記されています(P.43)』。そして、イスラム教の善悪の基準は、議会で決定した民主主義的結論ではなく、コーランの記載であり、基準は人間はなく神であると。そうである以上、『イスラム教に西洋の価値観とは相容れない部分がある(P.46)』のは当たり前のことであると。そして、私達日本人も。そんな人達と「ハラール対応」をしているのであるのだが、自覚はあるだろうか。

 イスラム教も、仏教やキリスト教と同じように「世俗化」しそうなものだが、皮肉にも『インターネットの普及により、体制派の穏健派法学者がもっぱらイスラム教を解釈を独占する時代は終焉を迎えました。(P.51)』と。それによって、イスラム教の『「正しい」教義が広まり始めた』と。インターネットの普及で、真のイスラム教の教えを知ってしまい、しかもそれに賛同する信者が続々誕生したと。

 例えば、イスラム教の文化圏であるインドネシアでは、社長がLGBTを推進しているスターバックスの不買運動が広がっていく。AKB支社が活動し、ミニスカートやビキニでインドネシアのキモヲタを悩殺しているインドでシアでさえ、これなのである。

 

 イスラム国だってイスラム教。事態はそんな生ぬるいことではない。『イスラム教の支配地域こそ(イスラム教徒の)「理想郷」である(P.71)』と。イスラム国に住まう人達は『イスラム法によって統治された地に生きることの幸福にみちた笑顔(P.79)』を見せる。

 すなわち、イスラム国こそが、イスラム教の真の教義を実践したのである。

 

 

素人でもできる! たった20記事のミニサイトで月10万アクセスを集める方法by中嶋茂夫@ソシム(2)

  • 2018.04.15 Sunday
  • 17:06

 前回の続きです。

 初めてこのページをお読みの方は、一つ前からお読み下さい。

 「SEO=コンテンツの充実」論がいつの間にか信じられなくなっていた。そんな時にこの本に出会った。

 

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P.95

『オリジナリティが出せるコンテンツとしておすすめなのが。

・体験談

・取材

・レビュー』

 #ですよね。自分は1と2とが少なくなってるんです。

 

P.98

『Googleが各記事の評価をするのに3ヶ月から6ヶ月の時間がかかります。』

 #WEB管理者経験あるので、Googleのbotがしつこくやってくるのを知ってるんで、そんなに遅いとは思わなかった。

 

 で、ここら辺りから難しくなってくる。

 

P.105

『...少しだけノウハウ的なことをお教えします。これまでの様々なサイトの集客を行っていた経験から、タイトルにはメインのキーワワード1語と、関連するキーワード4語の合計5語を盛り込むのが最も効果的であることがわかりました。』

 #すぎょい。そこまで考えてるんだ。

『検索エンジンは。タイトルの文章の中でも、先頭に近い言葉こそ重要性が高いと判断するためです。』

 

 #本当にそうなのか分からないが、そこまで考えている人がいるだけでも感心した。

 

P.110

『ミニサイトの記事は1ページごとにターゲットが異なる』

 #私みたいなビッグサイトであっても同じだ。そう心がけなければ。

 

P.111

『誰でも知っているいるワードだけで検索しても、検索結果があまりにも多すぎて自分が求める情報が上位に表示されない...』

『Googleが公表している調査結果では、Googleで検索される回数のうち44%は3つ以上のワードを使って検索されています。』

『ビッグキーワード1語ではなく3語のK見合わせで上位を狙う』

 #ここまで考えてなかった。

 

 その他、FACEBOOK広告とか、さわやまなまでにテクニックに特化して、コンテンツ真理教にマインドコントロールされていた自分にとって、なかなか勉強になりました。

 なんて考えてる私は、単なる自信過剰なんでしょうか。

 

 

素人でもできる! たった20記事のミニサイトで月10万アクセスを集める方法by中嶋茂夫@ソシム(1)

  • 2018.04.15 Sunday
  • 13:20
評価:
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 何せ、我が愛するブログ、ブログなんて言葉がない時代から20年以上やってるブログ「オウマー日記」が低視聴率で頭が痛くて。

 

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 藁にもすがる気分で、とまではいかないけれど、とにかく「きっかけ」が欲しくて買った。

 以下、アクセスアップの参考になったところを書き出していきます。

 

P.65

『リサーチが上手な人の特徴は、次の3つに集約されます。

・諦めの悪い人

・負けず嫌いの人

・固定概念を持たない人』

 #どれも当てはまると思うのだが。

 

P.71

『検索するキーワードごとに10位以内のページを全てチェック。』

『マネタイズするために狙っていると思われるキーワードの組み合わせで、ランキングの上位のブログがちゃんと検索結果の上位に表示されてるかどうか』

 #目的意識を持ってそこまでやったことがない。なるほど。

 #筆者曰く、『...悩みや欲求に関するキーワードで検索しても、ランキング上位のブログが検索結果の上位に表示されない』と。

 

P.74

『(Googleで検索するとサジェストの)候補が8つも表示されるのは、頻繁に検索されるキーワードの証です。』

 #数年前、板野友美と打つと「整形」「涌井秀章」と出てくるの、ただ単に喜んでただけだった。なるほどです。

 

P.84

『検索エンジンを利用する目的は、

・悩みを解決する

・欲求を叶える

・知的好奇心を満たす

ためです』

 #確かにそのとおりだ。自分のブログは、そのどれにに該当してない。あえて言えば3番目だろうが、それにお笑いが入ったようなものか。そして次。

 

P.91

『検索ワードに対する答えを伝えられれば記事は短くてもいい。』

 #これもなるほど。検索ワードに対する答えがあることが重要なのか。納得関心。

 

 では、この続きは次回に。

 

 

 

 

JAPANISM42、根戸ウヨ子ちゃんのお母さんにしびれました!

  • 2018.04.14 Saturday
  • 09:39

 「青林堂は魂を売った」なんて言われてたけど、何だかんだで、やっぱり「前衛的」「先進的」な漫画雑誌じゃないか。

 

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 レイシスト御用達のヘイト雑誌(?)JAPANISM、アイドル戦線異常あり。大和撫子から根戸ウヨ子に推し変が続出?

 「日之丸街宣乙女」ファンは撫子ちゃんファンのままでで、「テコンダー朴」目当てでこの本を買ってる人が根戸ウヨ子ちゃんに流れたとか、何か傾向があるだろうか。

 

 そんなJAPANISMがお送りする豪華5大漫画、まずはテコンダー朴から。

 

 

 菅野直哉と安倍野...と漫画上の名前で書くと、FEPがうまく変換してくれないので、元ネタの名前で書きます。

 総理大臣の座を賭けて、枝野・鳩山・菅の民主党3人vs安倍晋三との御前試合、いや、御前死合が始まり、枝野幸男の革マル殺法、鳩山由紀夫の札束殺法を一方的に粉砕した安倍晋三。残るチャレンジャーは菅直人のみ、が前回まで。

 菅直人、カイワレ殺法でも使うのかと思ったら、元全学連の闘士として「72人もの警察官が殉職」「(国会前で)10人の機動隊を殺害」、藤原侍従長をして「奴ほど殺人経験な国会議員はいない」と言わしめるほどの強力なキャラで登場。

 枝野・鳩山と違い、一方的に安倍晋三を攻め立てる一方、安倍の繰り出すパンチはかすりもしない。

 

 これは「縮地」か?

 

 

 しかし、「オマエろくにケンカもしたことねーだろ?」では、まるで桜井誠である。

 一方的に安倍を攻める菅直人。殴られる一方でサンドバック状態の安倍晋三、菅直人は安倍にとどめを刺すべく、必殺のお遍路殺法を繰り出す。

 安倍の顔面に「同行二人」の槍が安倍の顔面にグサリと...

 しかし安倍晋三、起死回生、捨て身の防御!

 

 

 さあ、この続きはJAPANISM42で見よう!

 

 今回の「愛国少女ウヨ子ちゃん」はマジで感動した。

 ウヨ子サヨ子ら友達一同が神社に行って、ウヨ子が愛国的なお願い事をしたら、サヨ子曰く、普通はお小遣いアップとか自分の願望を叶えるお願いをするだろうと。

 サヨ子にやり込められて家に帰った根戸ウヨ子ちゃん、お父さんとお母さんに、初詣はどんなお願いをしたのかと聞いてみた。すると父母ともウヨ子ちゃんが良い子に育つことばかりお願いしていた。そこでウヨ子ちゃんは、どうして自分の願望を叶えるお願いをしないのかと両親に聞いてみた。

 ウヨ子ちゃんの両親は「なるほど」と思いながらも、お母さんはウヨ子ちゃんに答えた。

 

 

 今月号は、これにつきますね。

 あと、余命漫画。佐藤さん、まだ生きてたんだ。朝鮮進駐軍から平成に飛んで、急にパワーダウンした。

 日之丸街宣は、例の「北の悪豚丸焼きデモ」を扱っていたが、少々美化しすぎだと思う。もちろん、実在する団体とは一切関係ない云々なんだろうが、読者だってネットでこのデモが必ずしも成功していないことを知っているので、果たしてリアリティを感じるだろうか。大新聞を第四権力から引きずり落としたのネットだが、その牙は行動保守にも襲いかかる。

 狐のお面は平昌オリンピックネタ。私的には、あまり面白くなかったでした。

 

 ではまた。

気になる本を2冊も買ってしまった

  • 2018.04.09 Monday
  • 04:55

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 この本も気になった。

 自分のホームページの低視聴率、最大の心配事です。

 

 

 

 しかし、この本も気になりすぎ。

 知りたい。めっちゃ知りたい。

 

 

実質上日本最大の宗教。創価学会って、何なんだろう。

 

ヘイトスピーチー「愛国者」たちの憎悪と暴力 by安田浩一

  • 2018.04.08 Sunday
  • 13:25

 石橋学が在特会の江川紹子ならば、安田浩一は在特会の有田芳生だろうか。

 もっとも最近の有田芳生は江川紹子化している気がする。

 

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 2015年5月発行。在特会の事件簿みたいに読めた。

 また、桜井誠ウオッチャーとして信頼できる人物であると思った。

 この後、在特会の嫌韓デモが川崎で粉砕され、桜井氏は四面楚歌に。しかし都知事選出馬の勝負手に出て予想外に「善戦」。勢いで日本第一党を設立した。この流れをどう論じるか。なかなか楽しみである。

 『用の東西を問わず、そして実現を問わず、ゴキブリという言葉は憎悪と扇動の言葉として用いられてきたのだ(P.148)』 初耳だったが、きっとそうなのだろう。左翼業界でも敵を罵る時に「ウジ虫」が登場するのが定番だ。ゴキブリさんとウジ虫さんは、反民主主義勢力が敵を罵る時の定番なんだろう。

 『混ぜるな危険!!(P.148)』 なるほど。正直、ギャグのセンスに感心した。

 そして安田氏曰く『ヘイトスピーチは娯楽であり、八つ当たりであり、ただの「ノリ」から発せられたものなのだ。(P.194)』。それは自分もずっと思っていた。しかし、日本の世論ははっきりと嫌韓が世論になった。そのことはどう思うのだろうか。安田氏のことを僅かながら勉強させていただいたが、やはりどこかで「別の世界の人」に思えてしまう。

 

 ではまた。

 

何年ぶりかに「貧困なる精神by本多勝一」を読んでみた

  • 2018.04.01 Sunday
  • 09:45

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 背表紙には「貧困なる精神」ではなくサブタイトル。下部には「すずさわ書店」ではなく「金曜日」。時の流れを感じる。

 しかし、誰のだよ、このデムパゆんゆんの香ばしい本棚は。

 

デムパゆんゆん。芳しすぎる本棚。

 

 新旧のコラムが入り混じり、コンセプトが分からない。

 また、3部構成になっているけれど、最後の「III 人類減少風景の中で」収録の文章が、どうしてこの「くくり」なのかサッパリ分からない。なんか、作る側のやる気のなさが伝わってくるように思えた。

 

 メインタイトルになっている「人類の契約」は1978年の作品。いかにもホンカツな文章で面白かったが、気になるところもあった。

 知能が高い生き物殺すと残酷で、低い生き物を殺すと云々は納得。しかし『残酷の場合と同様に愛さえも種を超えうる(P.22)』は胡散臭い。シチメンチョウが♀のヒナを「自分の子」として認識するのは、その姿ではなく、ヒナのなく声であり、ヒナの大敵であるイタチの剥製にヒナの声の仕込んで近づけると、シチメンチョウは羽の下に迎え入れようとする云々と、人間を越えた超人が美女だったら、人間の男はその超人に恋する云々は、どう考えても別概念だ。

 だって、シチメンチョウ♂はイタチ♀にムラムラしないだろうが、人間のそっくりさんが人間に似ていればムラムラしてドピュッとする。親子の愛と性欲は異質だ。

 さらに、1〜4の考察と5とはどう結びつくのか、少し強引な気がする。『残酷も愛も、実は頼りのないものを基礎にしている(P.22)』から、ゆえに『人類は、人類を殺してはならぬ(P.23)』のような内容の『人類憲法」ともいうべき一つの最高契約を結(P.23)』んで遵守する必要がある。それは、人間が知能が高いからではなく、人間が人間だから殺してはならないと。このつながりに必然性があるのか。

 人間なんていい加減であてにならないから、人間を縛る最高法規が必要というわけか。しかし、あてにならない人間がそんな最高法規を作っても、守るはずがない。だいたい、その放棄を守らない「知能の低い人類」はどう「処罰」したら良いのか。さすがに殺すわけにはいかない(論理的矛盾)ので、施設に収容して「教育」するのだろう。そうやって、本多勝一さんがかつて礼賛したホーチミンさんは、85万人の自国民を殺害した。いや、本多勝一さんが批判したポル・ポトさんも自国民の1/3を殺した。

 今になって本多勝一を読んでもシラケるのは、21世紀が近づくにつれて、人類にとってもっとも殺人をリアルに感じるのは、ヒトラーさんでも帝国主義でもなく、共産主義であることがあまりに明白になったからであろう。共産主義こそが、まさに知能が優れた人間が知能が劣った人間を殺して殺して殺しまくったのは、もはや世界の常識。しかし、文章の説得力のなさの理由はそれだけでない気がする。

 強制力のない最高法規ごときで人間は殺人をやめるはずがない。人間は「憎い・許せない」からだけではなく、人間は理想に燃えて「自分が正しい」と信じるからこそ、「間違った思想を持つ下等な人間」を殺すのだ。殺人のない国は、みんな大麻すって酒飲んでダラーッとテレビを眺めてるような国だろう。

 『単に「人類」であること、それだけの理由によって、絶対に生きる権利がある(P.23)』。美しい理念だ。しかし、その美しい理念がいつも沢山の人間を殺してきたことを、ホモ・サピエンスは経験と歴史から学んでいる。共産主義のみならず、キリスト教もイスラム教も。

 

年表でわかる現代の社会と宗教by池上彰弓山達也中島岳志上田紀行@平凡社

  • 2018.03.01 Thursday
  • 19:13

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 弓山達也氏曰く『90年代以降出てきた、いわゆる反社会的な宗教』は「生きづらさ」「むなしさ」が全面に出てきます(P.17)』。いわゆる反社会的な宗教。この「くくり」は初めて聞いた。

 『たとえばオウム真理教は、貧はほとんど関係ないですね(P.17)』。貧とオウム真理教。メッチャ関係あります。だからあんな「間接正犯通り魔」を産んだんじゃないですか。むしろ「反社会的な宗教」でないけど、基地外度200%の幸福の科学のほうが『貧はほとんど関係ない』です。騙す方も騙される方も、「貧」がキーワードになってない度が高い。

 ってのか、弓山達也氏が90年以降に出てきた新々宗教を「反社会的な宗教」とはねー。いやー、時の流れとは恐ろしいもの。

 

 あと、「本文」とも言える年表をざっと読んでて、やっぱりイスラム教は平和なんか愛してない排他的宗教だと確信した。

 何かの資料になりそうなので、とりあえず捨てないでおこう。

 

 

伝わる・揺さぶる!文章を書くby山田ズーニー@PHP新書

  • 2018.02.25 Sunday
  • 13:14

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 「フリーライターとして稼いでいく方法、教えますby肥沼和之@実務教育出版」という本が実にためになって、その中で著者がこの本を推薦していたので、早速買ってみた。

 でも、プロローグの「考えないという傷」で、もう読む気が失せた。

 

 『他人ごとではなく、まさに自分の問題としてあなたが切実に受け止めるのはどんなことですか。あなたが肚の底から発する言葉で述べなさい。(山口大学人文学部小論文入試問題から)(P.13)』

 この問題で、あるJKが書いた文章が「とりあえず」が多いとかで、筆者にとって許しがたい文章に思えたらしい。

 

 

 それをズーニー様や良識ある先生方の指導の結果、こんな立派な文章を書けるようになった。めでたしめでたし、というわけだ。

 

 

 バッカじゃなかろかルンバ。

 これは要するに、「これは大学入試の小論文だから、出題者に媚を文章を書け」というだけじゃないか。

 そりゃー大学入試だもの、受験技術に面接マニュアル、何せ「1点に数百人」、何でもありの世界である。しかし、この本のお題である「伝わる・揺さぶる!文章を書く」のイメージとは極北の世界でもある。

 なるほど、JKの文章は拙劣だ。しかし、大学が出題している「あなたが肚の底から発する言葉で」述べている。後者はまるでAIが「試験監督を喜ばせる」ために作成した機械仕掛けの死んだ文章にしか思えない。

 

 彼女には、まさに「伝わる・揺さぶる!文章を書く」テクニックがなかっただけだ。彼女は馬鹿大学教授よりも、今の日本の良いところも悪いところも肌で感じている。ただ単に「だって、大学のセンセみたいに勝手なこと喋って、エリート生活が出来るわけじゃなのよねー。でもさ、顔はそれなりに可愛いから、贅沢しなくて、さっさといい男を捕まえなくちゃ。あれ、センセ、何で私のミニスカート制服のふともも、そんなに気になるの?」みたいに書くテクニックがないだけ。そして、こういうテクニックは、年を取って読書量が増すと、自然に身についていくものである。

 おそらくこの本は、小論文みたいなものを前提にしているのだろう(一章すら読まないので分からないが)。ちなみに一章のタイトルが『自分がいちばん言いたいことを発見する』。そんなの、ネットが持ち場のユーザーにとっては笑止千万。書きたいことが先にあって、それを伝える技術を知りたいのだ。

 

 

弁護士 裁判官 検察官 司法が危ない by別冊宝島@宝島社

  • 2018.02.17 Saturday
  • 14:44

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 「苦悩の弁護士」「失墜の裁判官」「沈黙の検察官」という見出し。「失墜の裁判官」「沈黙の検察官」はともかく、弁護士がどう苦悩しているかというと、「エリートだったのに食えなくなった」という日弁連主流派の「司法試験合格者を減らすぞキャンペーン」主張そのものに思えた。

 読んでいて、何か古臭いイデオロギーを感じた。弁護士が増えたので食えなくなった。裁判官は権力の代弁者になった。巨悪を眠らせる検察。日弁連左派の単細胞が言いそうな話をかき集めたような印象だ。

 

 自分の趣味柄として、『カルト教団をもサポート! 「宗教弁護士」の正体』はやはり興味を持った。

 「宗教弁護士の分類」なるものが述べられ、曰く信者と非信者とに分類して、信者は「インハウス型」「教団外部に所属」で、非信者は「自覚型」「非自覚型」であると。要するに、信者は出家と在家。非信者は割り切りとアカ。そんなの、あなたに言われ泣けても常識で分かるよ。

 「ゼロワン地域」のような面白そうな視点もあるが。どこか「予定通りのストーリー」に思えてしまう。反権力と称して、左翼政党の怪しい裁判で優雅な生活を守ってきた弁護士集団。「過払金」云々だって、かつてはこんな庶民的な権利すら「安いから嫌だ」と断ってきただけじゃないのか。低収入層の権利をないがしろにし、新聞やマスコミがが報道してくれるカッコイイ「社会問題」の裁判で美味しい生活を過ごしてきた弁護士集団。

 法曹が堕落したのは、「権力の弾圧」でも何でもない。ただ単に庶民・貧乏人・社会的弱者が虐げられる「金額が安い人権侵害」を無視してきたからではないんか。弁護士が増えて、嬉しい思いをした社会的弱者はいても、困っている社会的弱者なんかただの一人もいない。

 

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