愚劣の軌跡ー「共産主義の時代」に振り回された大学人たちby小野寺龍太@春吉書房

  • 2017.11.18 Saturday
  • 09:20

JUGEMテーマ:最近読んだ本

 

 筆者の小野寺氏が在籍し、後に教鞭をとることになる九州大学で、いわゆる「安保闘争」「政治の季節」と呼ばれる左翼学生運動がいかに愚劣だったかを描いた価値ある作品。

 物語は、1968年に米軍のジェット機が九州大学工学部に墜落し、この機体の扱いに関する九州大学の左翼「珍棒団」学生の引き起こす騒動が主な内容である。しかし、そんな事件があったんですね。全然記憶に無いです。

 一部の左翼(実際は日本共産党支持者)が「絢爛豪華たる民主主義の時代」とうっとりする時代が、いかに民主主義と縁もゆかりもない、その極北に位置する反民主主義の時代だったかを感じた。今や珍棒運動もバリケードも消えたが、もっとも、全員一致もしてないのに無理やり名乗る「◯◯一同」は、今でも日本共産党が常習的にやっている。

 

 九州大学でも、珍棒団同士の内ゲバが深刻化し、それに振り回されながらも「大学自治」にこだわり事態を悪化させる大学当局。いったいどこが「民主主義の時代」「政治の季節」なのか。そして、過激派系の珍棒団も、やっぱり大学が「育てた」のだと思う。教職員・学生が一体になって民主主義ではなく共産主義を目指した時代。間違っていたのだ。最悪の時代だったのだ。

 『大学紛争が残した正味の結果は大学と大学教授の価値のの下落であった。(P.209)』 しかし、何故か大学とマスコミには、この時代を賛美し未だに若者を煽る人間があまたいる。どうなっているのだろうか。

ヘイトデモをとめた街by神奈川新聞「時代の正体」取材班@現代思潮新社

  • 2017.10.29 Sunday
  • 12:40
評価:
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 神奈川新聞の石橋学くん! 読み終えたぞ。

 

JUGEMテーマ:最近読んだ本

 

 オウム真理教事件が多くの死者を出しても解決が長引いたのは、追ったのが江川紹子だったから。

 在特会が何の死者も出ずに収束に向かってるのは、追ったのが安田浩一だったから。

 在特会批判の先鞭をつけたのが石橋学だったら、今頃新大久保にガス室が出来てたかもね。

 なんて書いたら、みんな怒るだろうなー

 

 この人を知ると、多くの人は「いろんな意味で」江川紹子を思い出しただろう。神奈川新聞、キチガイ集団の天敵、そして、不思議と「中立派」をキチガイ集団に引っ張ってしまうところ。

 要するに、説得力がないのだ。

 この本の視点は、江川紹子がオウムに対して取ったのと同じく、悪の組織の「実態」を暴き、攻撃されている側に身を置く。しかし、悪の組織が権力者で、市民が持たざるものなんて馬鹿な話がない。ショッカーにはショッカーの正義があり、魅力があるからこそ多くの人が「夢と希望」を感じ、市民を騙る左翼運動ではなく、レイシストと非難される嫌韓運動に没入する。

 

 読んだけれど、印象に残ったところがない。唯一印象に残ってるのは「どっちもどっち論」批判である。かつても石橋氏もそうだったと。嫌韓デモの会場に、桜井誠のイラスト入りで「ヘイト豚 死ね!」と書かれた横断幕が掲げられてたので、これでは市民の支持を得られないと石橋氏は思った。しかし「では、あなた方マスコミはどんな記事を書き、共感を得てきたというのか。(P.82)」と運動家に言われたと。

 確かに、正しかったのは運動家だった。ただし、石橋学くんの中立論が間違っていたからではなく、桜井誠を「ヘイト豚」とギャグ化したセンスがね。

 あいつは魅力があるんだよ。だって、今までの右翼団体にあんなキャラいなかっただろ? 全くの無名、学歴も偏差値50強の福岡の高卒で東京に出てきて、バイト公務員しながら朝鮮史を学び、1990年代に早くからインターネットを知り徐々に頭角を現し、何一つ巨大組織のバックアップもないのに、ついに日本中を震撼させる保守的な市民運動を創り上げたのだ。

 だからこそ、安田浩一は彼を理解しようとして、彼の魅力に踏み込んでいったのだ。

 

 私は今でも、江川紹子よりも麻原彰晃が好きだ。

書評「JAPANISM39」

  • 2017.10.22 Sunday
  • 12:11

 草の根ヘイト時代の崩壊、だろうか。

 

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 JAPANISMが誇る4大漫画、どれも興味が持てなくなってきた。

 

 テコンダー朴に変わる看板扱いだった「余命」漫画、占領軍時代からいきなり民主党政権に飛んでしまった。ちょっとそれはやりすぎじゃないだろうか。なんというのか、さすがにリアリティがなさすぎる。そもそも、朝鮮進駐軍の存在が怪しげ。ネットで「朝鮮進駐軍が起こしたテロ」と呼ばれる事件を見ると、日本共産党が引き起こした殺人事件であることを散見する。

 

 テコンダー朴は、なんかネット系の事件や表現を適宜まぶしているだけに思えてしまう。お薬増量はともかく、「すべての穴に」云々、「釘ほな」はチャラくない。共産2世特有でメチャ理屈っぽいぞ。

 かつては次が読みたくて読みたくて、それゆえにJPANISMを買ってたくらいである。やっぱり、何よりも手搏図やテコンドーの奥義が見たい。しかし、安倍晋三じゃなかった阿倍野晋二が日本を取り戻すために、皇室じゃなかった覇王会館に乗り込み、日本を取り戻すようだ。その展開だと、やっぱり覇皇子ではなく覇子様の方が良かったなあ。

 私の勉強不足で、ひょっとしたらロックの練習場面、何か元ネタがあるのかもしれない。でも、チバレイのf/out早すぎ。

 

 日之丸街宣女子も、京都朝鮮学校事件をリアルのメンバーに似せて描いているいるようだが、読者をどこまで引っ張っているのだろうか。人相が悪いパンダとセーラー服JKが出てくる漫画も、なんかありがちな「政治絵解き」に思えてしまう。

 

 草の根保守・草の根ヘイトの凋落が始まった気がするのだ。

 アカもヘイトも、面白い人・勉強している人・努力している人が注目され、一方低能で人間が糞だと見捨てられる。当たり前だ。

 ネトウヨ・レイシズム・差別と左翼に揶揄される保守業界。かつては韓国の悪口を叫ぶだけで「衝撃のタブー破り」だったのだ。「韓国=善」と無条件に信じていた当時の保守論壇に、朝鮮半島の北も南も罵倒する「嫌韓」思想は、確かに衝撃を国民に与えた。しかし、嫌韓が常識になった今、KAZUYAや杉田水脈のような「実力者」は週刊新潮や自民党のようなスポットライトを浴び新たな大きな一歩を踏み出す一方、エゲツない表現で韓国人を罵るだけの人間は見捨てられていく。

 

 巻末漫画がはすみとしこからパンパカ工務店に変わった。はすみさん、レイシスト呼ばわりは明らかに理不尽だが、正直言ってしまえば、ギャグのセンスは今ひとつな気がしていた。JAPANISM編集部もそう思ったのだろうか。

 

 既に嫌韓だけでは相手にされない。そんな時代になった。

神奈川新聞の石橋学くん! 本を買ったぞ。

  • 2017.10.05 Thursday
  • 21:40

JUGEMテーマ:気になる書籍

 

 また本を買ってしまった。

 

 

 将棋世界、全く読んでないけど、詰将棋サロンの解答者が621通。600票代に復活していた。

 若島正詰将棋間違えた。日本死ね。

「売れる私」になる方法by宮本佳実@WAVE出版

  • 2017.10.04 Wednesday
  • 21:31

 ブログ視聴率低迷化対策のため、タイトルに惹かれて買った。

 しかし、若い女性向けの本で、文章が「はぁと」だらけだった。

 

JUGEMテーマ:最近読んだ本

 

 というわけで、20歳代〜40歳代の女性を対象にした本にもかかわらず、なかなか勉強になった。『すごいことが起きるときは、「本当の自分に戻ったとき」だったのです。(P.33)』 自分もそう信じてやってきた。そして今55歳。おそらく「本当の自分」に戻れるのは、電脳空間に浸っている時になりそうである。

 いろいろ勉強になった。往復の通勤電車で読んでて、何本か付箋が立った。

 でも、これだけはできない。しかし、彼女はやったのだろう。そして世の中には、これが簡単に出来る人がいる。概して、男性より女性の方が得意のようだ。

 

 『聞き上手になって愛されるとっておきの方法を一つ。目上の方や男性と対話するとき、相手が自分の知っていることを話したとしても、「それ、私も知っています!」と分かっていることをアピールせず、初めて聞いたかのように「すごく勉強になります!」と素直に聞くように心がけることです。(P.94)』 

 これ、自分には絶対に出来ない。分かってても絶対にできない。

 

 『人と人をつなげると自分の縁もつながる(P.102)』『情報の出し惜しみはナンセンス(P.175)』『人の「売れる」を喜べば、次は自分の番!(P.196)』... これくらいならば、自分も分かっているし、そう心がけているつもりだ。しかし、私のまわりは、それが通用しない「左翼」という生命体がたくさんいる。だから、『メディアには感情をぶつけない(P.165)』心境にとてもなれない。

 

 さて、こんな私が、「売れる私」になれるのだろうか。

 

スキマ評論家入門by只野奈津実@リットーミュージック

  • 2017.09.30 Saturday
  • 19:35

 参考になりました。なるほどです。

 

JUGEMテーマ:最近読んだ本

 

 インターネット人生21年なのに、ちっとも有名になってない現状を打破するために、集中的にこの種の本を読みまくっている。

「スキマ評論家入門」。自分のやってることもある意味「スキマ評論家」なので、買ってみた。

 予想以上の良書だった。相当に勉強になった。

 

 自分的には、「スキマ評論家入門」というよりは、「インターネット上で魅力的に自分を魅せるテクニック」の本だ。

 反省を含めて、いろいろメモってみます。

 

 『こちらから売り込むのではなく、出版社の方からオファーが来るような仕掛けを施す(P.58)』

 『書籍執筆の意志を示す、自己紹介を充実する、ホームページ名を変える(P.59)』

 なるほど。上のような「虫の良い」考えは誰でも夢想してるけど、下のようなことをしないんだよな、これを書いてる俺も。

 考えてみれば、他のサイトで「やる気ありげ」なページは、どこもみんな「そんな感じ」だもんな。

 

 『同一テーマの評論家が既にいたとしても、テーマを絞って特化することで先行者よりもう優位に立つことは十分可能なのです。(P.87)』

 自分はまさにこれを狙ってたわけだ、20年以上も。でも、「特化」したつもりはなかった。当時の心理を思い出せば、「今のマスコミ報道、どう考えてもおかしい」だった。売れる売れないは、後になって出てきた感情だった。森達也がこのテクの成功者の典型だったか。

 

 『「明日は会社、行きたくないな〜」などといった記事をブログ上に執筆すると。途端にただのやる気のない人に思われてしまいます(P.115)』

 そうなんだ。私、何回も何十回も書いてるわ。

 『若い女性の素人ブログに多いネタですが、自身の恋愛の悩みについての記事もまた、評論家ブログにはふさわしくありません。(P.116)』

 読んでて「そんなもんかな」って思ったけど、俺のホームページ人生、何十回と「仕事行きたくない」「どうしてアムネスティーは月曜日という野蛮な風習を禁止勧告しないのか」の類を書いたことか。

 

 『必ず1枚は画像を入れる(P.118)』

 SNS経験値が高まるにつれ、これには気がついてました。でも、時間が足りなくて実行できないことが何度あったのやら。

 

 『どの依頼に対しても、常に同じようなプロフィール写真を使う(P.129)』

 自分は21年以上実名主義で、匿名で勝手なことを言ってるアカが大嫌いだった。自分の氏名も写真も晒されても仕方がないと思ってる。

 でも、「自分の顔」を決定するって発想はなかった。現在の写真は、さるイベントに出た際のキャプとか、そんなのばかり。やっぱり写真館で撮影した方がいいのかな。

 

 ...そんな感じで、「現状の自分」をチェックしながら読んだ。

 自分と同じような境遇の方、超おすすめである。予想以上の良書ですぞ。

 

未読の本、たまりすぎな「読書の秋」

  • 2017.09.26 Tuesday
  • 11:05

 9月になると「秋」になるって感覚、何年ぶりだろうか。

 

JUGEMテーマ:気になる書籍

 

 また本を買ってしまった。

 

 

 酒のやめ方講座。こういう本、何冊買っただろうか。その内一冊を、酒を飲みながら読んだ記憶がある。おそらく、読んでも時間の無駄だろう。

 「売れる私」になる方法。今現在、高齢者という無理を承知で研究している最優先課題。

 「5000円ではじめる仮想通貨」云々。確かに興味を盛ってるけど、あれあれ、乃木坂式投資法を優先したつもりだったが。

 

 でも、他にもこれだけ積み残した「宿題」が残っている。

 読書は基本的に電車の中でするが。最近は桜井誠のネットラジオ放送やチャンネル桜の動画の音声をICレコーダーに入れて電車内で聞いてることが多いので、どうしても読書する時間がなくなってしまう。

 

 まだ、これだけ「積み残し」がある。

 

 

それでも反日してみたいbyはすみとしこ@青林堂

  • 2017.09.23 Saturday
  • 13:16

 「レイシスト」として切り捨てるような連中に同意するつもりは全くないけど。

 あ、ネトウヨ入門一年生、生意気なことを言ってごめんなさい。

 

JUGEMテーマ:最近読んだ本

 

 このブログを書く前にふと思った、こういう「旗色が鮮明すぎる本」「毀誉褒貶が極端すぎる作者の本」って、評論するのが難しいよって。だって、結局「ベタ褒め」か「早く死ね」以外の意見が許されないんだよ、こういう世界では。しかし、反日でも面白い本はあるし、レイシストでもつまらない本もある。重要なのは、面白いかつまらないかだけである。それを言い換えれば、中立的な人をウヨくしたりサヨくしたりするのが「良書」なのだ。

 

 はすみとしこさん。悪名高き彼女を知らない人はいないだろう。しかしデビュー作「はすみとしこの世界」はベストセラーに。もちろん、本を読ませまいと嫌がらせするような人間に与する気持ちは全くない。しかし、正直いえば「つまらなかった」。すなわち、ちっともヘイトな気分んならなかった。

 

 待望の第二弾。

 まず気になったのは、第一弾と同じく、これっぽちで900円+消費税を取るのかと。ページ数が少なすぎる。そんなに凝った芸術作品には思えない。この価格ならば、100ページ以上欲しい。

 それと、やっぱり思う。笑えない。もう少しひねりがほしい。ギャグとして考えると、今一歩パンチが足りないのだ。むしろ、シリアス・ガチ系が彼女の作品の真髄なんじゃなうだろうか。代表作「そうだ難民しよう」だって、ギャグ系ではない。実は既に前作を捨ててしまったのだが、「日本の敵は私です」というのが印象に残っている。

 

 

 あと思ったのが「そうだ◯◯しよう」に拘らなくてもいいと思う。

 今回で一番印象に残ったのは「誰も知らない侵略」。「欧州を滅ぼすのは欧州」も素敵だったが、このネタだったら、もっとえげつないイラストが作れる気がする。p.42のイラスト、真ん中のオッサンが目立ちすぎて、肝心のゴミやイスラム難民が目立たないのだ。これではあまり、差別的気分が起きない。

 

 どうでも良い話だが、表紙の「貧困シナリオ」は、JKのパンチラをガードした意図だろうか。やぱりうららはとんでもない女だ。

 

悲しいサヨクにご用心!by倉山満&杉田水脈&千葉麗子@ビジネス社

  • 2017.09.17 Sunday
  • 10:30

JUGEMテーマ:最近読んだ本

 

 ネット保守派論客でで人気の倉山満・杉田水脈氏と、「さよパヨ」「くたパヨ」でお馴染みの千葉麗子氏との鼎談。

 いきなり序文(倉山氏)で気になった部分があった。

 P.7に先進国で共産党が議席を持ってるのは日本とフランスだけ(そうなんだ。スペインやギリシャもまだあるみたいだけど)で、しかしフランスで未だに共産党が存続しているのは、ナチがフランスを占拠している間、『武器を持って戦ったから(P.7)』『共産党の本家であるソ連の命令と、祖国フランス、どちらを選ぶか。フランス共産党は、迷うことなく、祖国フランスを選びます(P.8)』と書いてある。

 確かにナチと戦ったのだろうが、それって「コミンテルンのための反ナチ」「反共制力との戦い」ってことではないだろうか。あの当時でいえば、今は亡き巨大イタリア共産党もゾンビ復活の日本共産党も反ナチ闘争。未だに反ファッショ伝説を売りにしており、日仏共産党の差は三国同盟の内外ゆえの差で、ポジションは似たような気がするのだが(間違ってたらごめん)。むしろフランス共産党って、日本共産党以上にソ連の支援を受けてた売国政党だと自分は思ってます。

 

 と、変なところに力が入ってしまった。

 『フランスではジャーナリストは嘘をつくものだという考え方があ(P.75)』るそうだ。だから水脈氏は来仏前に「にっころ広報担当」名刺を作ってもらったと。日本も徐々にそうなってる気がするけど、アカデミックの世界を中心に、新聞神話・テレビ報道神話がまだ根強い。でも、例えばISISが殺しまくった時なんか、やっぱりフランス人だってフランス国営テレビに釘付けになって、その報道を信じるんでしょう、日本みたいに。

 

 確かに学生運動(学生が左翼運動に熱中すること)は廃れたが、極左を含めてしぶとく残っているのは事実である。ただ、本のサブタイトルのように「あさま山荘は終わっていない」ような状況ではない気がする。

 現在の政治状況は、民進党左派・共産党・社民党・中核革マル等の各種左翼の間に線引がなくなり、なんか仲良くやっている気がする。最近はむしろ「行動する保守」が「内輪揉めする保守」になっている感すらある。大学内の左翼に関しても、教員が煽ってるケースがあるし(もっとも多くの学生はネットで真実を知っている)、更に新聞とテレビが相も変わらず「私の若い頃は学園紛争で、政治に明け暮れて...若者よ、政治に興味を持とう!」と安保闘争と称する反米基地運動を美化し、若い世代を安全圏から煽っており、そういうところから全面否定しないと、パヨク撲滅はなかなか難しい気がする。

 更に男女平等だってLGBTだって移民受け入れだって中韓に関する歴史認識だってハラールだって、「ファッショ的な」自民党ががんがん推進するわけで、いくら左翼が衰退しても、世の中に左翼思想が蔓延して、それが普通になっている気がする。

 

 ちなみに、『学生運動が強い法政・中央・明治を”ホーチミン”(P.169)』ってのは初めて聞いた。

 

ネットは基本、クソメディアby中川淳一郎著@角川新書

  • 2017.09.12 Tuesday
  • 18:52

 何かこの人、好きなんだよなー。ええ、ファンです。

 

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 昨年ごろ医療系のクソ記事でメディアから猛批判を浴びた「キュレーション」を中心に、まとめサイト等、Googleを騙した広告費稼ぎが跋扈するネットの現状に対する批判。

 正直、ここまで酷いとは思わなかった。

 

 例えば、問題となったキュレーションサイトの一つのiemo。

 『iemoでは、記事構成の作成手順については、執筆ライター向けのマニュアルにおいて、.ーワードをもとに、総合1位のサイトを見て記事のテーマを決定する、⇒汁曠ーワードを使って構成お骨組みを考える、9柔にない要素を追加し、情報の網羅性・専門性を高める、ぃ蕋紕蹌錣蕕靴気魏辰┐襦P.106)』のマニュアルを元に、”ライター”に”記事”を作成させていた。こういうことがキュレーションでは跋扈していたようだ。

 かくて「ライター」は他人の記事の「てにをは」を変えて小銭を稼ぐだけの機械作業に熱中する。かくて「物書きの尊厳」などどこかに消え、素人ライターがマニュアルに合わせてGoogle騙しの文書を「作成」していたのが実態らしい。要するに、悪名高き「まとめサイト(筆者いわく「勝手サイト」)」と同じことを企業が組織的に金儲けのためにやっていたと。

 『キュレーションサイトは誰も幸せにしなかった(P.122)』。おそらく、キュレーションサイトの狙いは「自分好みの新聞を毎日送ってくれる」という理想だっただろう。しかし今になってみれば、企業が作った「まとめサイト」に過ぎなかった。

 もう一度、コンテンツ第一主義に戻り、コンテンツを提供する人が尊敬されるインターネットに戻るのが理想だと思うが、おそらく無理だ。

 

 

 

 

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